審査の流れ

ビデ倫の場合、あまりに卑猥であったりバイオレンスな作品の場合、2人の審査委員が相談して制作者側に不適当な箇所を訂正するように支持して差し戻す。
不服があった場合は、再度制度があり、そこで抗議して異議があるときは複数の評議会に見てもらい、さらに審査員を増やしてもう一度見る形を取っている。
しかしそこにいたるまでには、たいてい制作者側が折れて訂正を加えることが実情である。
ビデ倫や他の審査機関をパスした作品は、いわば「お墨付き」をもらったことになるから、警察の世話になることはまず無い。
しかし、ユーザー側はより一層過激な映像を求める傾向がある。
そのため制作者側が法に接触しそうなギリギリの映像をつくる傾向が顕著になってきているのも事実だ。
当然、制作者のほうもウス消しモザイク処理やぼかしをいれてモロ出し映像になることを避けてはいるが、審査を通さずにこの種の映像を作る場合、まかり間違えば摘発されてしまうだろう。

<NEVAシール>
ビデ倫の審査をパスした作品には、最後に「NEVA」マークとビデ倫審査番号が記され、パッケージジャケットにはNEVAマークのシールが貼られる。
これは、「Nihon Ethics of Video」の頭文字を取ったモノで、「日本倫理委員会の審査を通した作品」ということである。
ビデ倫で審査済みの作品が適正に流通管理されるよう作成されたもので、偽シールを貼る映像メーカーが増えたため、平成4年にはホログラムシールに変更した。
それでも不正使用や似たようなデザインのマークが氾濫したので、平成9年にレーザー化し偽造できないよう改良を加えたのである。